初めての清算人登記

最近、初めての清算人登記を申請しました。自分が清算人になったやつ・・・(^^;)

まあ色々と事情がありまして、裁判所より清算人に選任されました。約10年前に、破産手続終結により登記記録が閉鎖された株式会社の清算人です。

裁判所から清算人選任の「決定書」が届いたので、清算人及び代表清算人の登記申請をすることになったのですが、そのときに引っかかった点が2点ありました。
①閉鎖された登記記録の復活はどうするのか(申請か職権か)
②普通のケース(解散→清算人)の清算人登記申請に必要となる定款を添付できない
この2点です。

結論だけ言うと、裁判所から清算人に選任されたことを証する「決定書」だけを添付して、清算人及び代表清算人の登記申請をすれば、法務局が職権で登記記録を復活させて、「清算人の氏名」及び「代表清算人の住所氏名」を登記してくれます。シンプルですね。

また、今回の登記申請は、オンラインで「登記事項提出書」を提出する方法によって申請してみました。こちらも利用したのは初めてです。まずオンラインで法務局にデータだけを送っておいて、後で打ち出した書面を法務局に提出するというものです。
(ここではこの申請方法のメリット等について細かい説明はしません。めんどくさいから(笑)。興味がある人は法務省のホームページで調べてみてください)

初めての登記でしたが、いろいろと勉強になりました。

(10:50)