昨日、初めて手話パフォーマンス甲子園に行ってきました。
会場はとりぎん文化会館で、鳥取県庁の隣にあります。車にカーナビなんてものを装着していない者にとっては、県庁を目指すだけという非常に有り難い場所です。とにかく看板の矢印のとおりに走るだけで着く(笑)。
変な言い方ですけど、普通に楽しかったです。ろう者とか健聴者とかそんなことは全然関係なしに、イベントとして普通に楽しい。本戦参加全20チーム(合同チームがあるため全21校)中、聾学校は6校だけで、別に聾学校のためのイベントというわけではありません。また、一般市民が抵抗なくふらっと立ち寄れる感じも、さすが「手話の聖地」でのイベントです(ちなみに、鳥取県は平成25年に全国初の手話言語条例が制定された自治体で、高校生たちの間では「手話の聖地」って呼ばれてるみたいです)。
昨日は、予選54チームの中から本戦出場を決めた20チームの「本気」を見ることが出来ました。楽しかったし、本当に行って良かった。おっさんは中高生の「本気」に弱い(笑)。パフォーマンス後のインタビューでは、涙を流してる生徒もいました。「本気」だから泣けるんですよね。
何をやるのか、何を伝えるのか、パフォーマンスに手話をどのように取り入れるか、表現方法はどうするか等々、仲間とみんなで色々と考えたことでしょう。高校生にとって、仲間と同じ目標に向かって、同じ時間を過ごすことは、本当にいい経験になります。野球でもサッカーでも何でもね。
みんな「本気」で取り組む何かがあれば、いじめとか無くなるんだろうな~。いじめっ子も「本気」で何かに取り組めば、いじめてる暇なんてなくなるし。若いうちは自分のことだけを考えてればいいと思う。他人を気にかける優しさが少しだけあれば自己チューでOK。と言っても、そう簡単なことじゃないけど・・・(´・ω・`)
とにかく、手話パフォーマンス甲子園に参加した高校生のみなさん、本当にお疲れ様でした。
来年も行けたら行きます。来年は、佳子内親王殿下のおことばを期待しております(笑)。
(18:00)